こんにちは。
お久しぶりの投稿です。
昨年に続いて、今年も大学を一緒に卒業したメンバーとのグループ展を無事に開催することができました。
- 同時代ギャラリー
会場は前回と同じ、京都の同時代ギャラリーです。2回目ということもあり、勝手がわかっている分、心の余裕がありました。
パーテーションの位置などを変えて昨年とは違ったレイアウトで新鮮さもありました。
- 共通テーマ 「たなごころ」
前回は各自が自由に作品を制作しました。
今回は自由作品のほかに、共通テーマでの作品を作ることに。
テーマは「たなごころ」。漢字で書くと「掌」で、手のひらという意味があります。手のひらになるくらいのサイズ感で、「たなごころ」からイメージしたものを作ることになりました。
会場の中央にたなごころのコーナーを作り、あえて作家の名前を出さずに、どの作品がどの人が作ったのかを想像して楽しんでいただければ、、という展示にしました。
2つ作るのは大変でしたが、2回目ということで進化したことも取り入れられて良かったです。
- 自由作品はマングローブ第三弾
卒業制作、第一回グループ展とマングローブをテーマに制作してきました。
このままマングローブを続けるのか?自問した結果、まだやりたいものがある、と思いマングローブの第三弾を作ることにしました。
マングローブの根の面白さを透かし彫りで。
上下対象のデザインにして、水面に映る姿を表現。
生活に馴染む様なオブジェとして壁掛けにトライ。
そんな考えをもとに作った展示です。
昼は光が差し込み、夜はスポットライトでまた違った雰囲気になりました。
初めて壁掛けをしてみて、ネジを打つ場所を決める、ネジを打つことの難しさを経験しました。
- 共通テーマ作品は「花束のうつわ」
綺麗に包装された花束。
包装を解くと少しさみしげになり、そのまま生けにくいと感じていました。
生けても華やかなままの花束が続くようにという思いから作ったうつわです。
包装紙のようにカラフルな釉薬をかけました。
この花器では、釉薬により水漏れの違いがあることが発覚。またひとつ経験が増えました。
今後、水漏れ対策の研究をしていくつもりです。
- 振り返って
制作過程は失敗がつきもの。せっかく透かし彫りまで進んでいた作品が崩壊してしまったり、花器の水漏れが止まらないものがあったり。
準備のたいへんさから、グループ展へエントリーしたことを後悔したり、、笑。
でも、当日を迎え、お客さまから反応をいただけて、無事に会期を終えると、ああ、やって良かったなと思えます。
来年どうするのかまだグループの意思も決まっていませんが、開催するならエントリーしようと思っています。
それではまた。