こんにちは。
今日は陶土の再生のお話です。
学校の教材で使っていた土、教室から持ち帰った土、それぞれピッタリ使い切るということはありません。余った陶土がどんどん溜まって山積みに。収拾がつかない状態にいやーな気分になっていたので、意を決して再生することにしました。
- 硬くなった土は捨てる?使える?
制作するのに土の硬さは重要です。柔らか過ぎると形にならない。硬すぎると乾きやすくヒビのもと、などなど。
塊の状態から小さく切れるくらいの硬さであれば、水分を与えることでわりと簡単に復活できますが、それを超える硬さだとめんどうなことに…
※ある程度やわらかい時の再生はこちら
でも、硬くなっても捨てずに使えるのです。道具も揃ってない自宅での再生はより大変に感じますが、今回いろいろ調べながらやってみました!
- 硬い土の再生手順
①水に浸す
塊でびくともしないものは崩れるまで水に浸します。以前バケツを使用したことがありましたが、バケツの数しか処理できない、後片付けも大変でした。そこで今回はビニールを使うことに。省スペースで、複数並行して処できてなかなか良さそうです。
硬さによっては細かくちぎり、タオルで絡んでバケツの水にドボン、そこから水を切って置いておくと一晩経つと水が浸透してやわらかくなる。これは学校で習いました。
②水を切る
素焼きした大鉢を受け皿に水を切るのが本来の姿なのかもしれませんが、自宅にはありません。代用として、ザルに布をかけてバケツで受ける。
布は化繊のほうが痛まないそうです。なるほど、確かに綿素材を使っているとすぐ穴が空いてボロボロになる。バクテリアのせいだったのか!陶芸家の方のYouTube等の情報はとてもありがたいです。
③乾燥
水を切ったら布ごと乾燥しました。たまに上下を裏返して均等になるようにし、練れる硬さになるまでひたすら待ちます。
石膏ボードがあればその上に載せておく、石膏ボードの上で練るなどして時短できます。自宅にはないため、珪藻土マットで代用してみましたが、吸う力がだんだんなくなり、、思うようにいかず…
④練る、寝かす
適度な硬さになったら練ってまとめます。
そして、粘土の粘り気を出す為に寝かせる。どのくらい?と検索してみるとさまざま。1ヶ月くらいという方が多いような気がします。
土の保管の際はなるべく密封しています。私はラップで包み、ジップロックに入れて保管。場合により、それを発泡スチロールのケースに入れます。それらの梱包が甘いのかわかりませんが、そうしていても乾燥が進みます。気づくとまた硬くなってしまったり、ガッカリします。
そうならないように、制作頑張ります!
(╹◡╹)最後までお読みいただきありがとうございます
今回、重い腰をあげて溜めていた再生を一気にしました。一体いくつ再生したんだろう。あと少しで終わりそうです。スッキリした気持ちで制作できるのが楽しみです。
それではまた!
machicoo