こんにちは。
陶芸家ニナルッ!と奔走中のmachicoo(まちこ)です。
前回のmachicoo’s NEWSでは、電動ろくろを衝動買いしちゃったとお伝えしました。
開封したものの、まわりの養生などしてから、と思いまだ使っていません。
そうこうしているうちに、通っている学校の自宅課題の提出期限が近づいてきたので、しばらくろくろはお預け、になりそう、、(*´-`)
でも、ぼちぼちと自宅アトリエ化の準備は進めているんです。
私にとって、初めてのDIYでした。
本日は、”初めてでも、机、作れちゃいますよ!”のお話。
- なぜ手作りしたの?
これまで、家で陶芸をやるときは、ダイニングテーブルに新聞を敷き、小さな板を乗せてやってました。
これが、やりにくいのなんの!
・ダイニングテーブルが傷つかないよう要注意。
・土を練ると、新聞ごとズレて、思うように力を入れられない。
・リビングが砂まみれ。
・ご飯食べるときは、中断して片付け。
などなど。ストレスが溜まる環境でした。
ろくろも購入したので、荷物部屋と化していた自宅の1室を陶芸部屋にして、専用の机を入れよう!となったのです。
当初、市販品を探してましたが、陶芸に適した高さのものが見つからない。
ダイニングテーブルよりも少し低くないと、土を練るのに力が入れにくい。
こうして、DIYという候補が出てくることに。
- ホームセンターでステキなおじさまに助けられる!
しかし、我が家は夫を含め、DIY初心者。作りたいと思っても、できるかどうか…。まずは、ホームセンターに行ってみることに。
(ここで運命の ”電動ろくろ” と出会う!笑)
板も道具もたくさん売っています。
ヒエ〜。何から手をつけるのか?
隣接する加工場があったので、
・道具や作業場を貸してくれるのかなー
・手ほどきを受けられたりしないかなー
と思いながら、入ってみました。
やってもらえること=基本的に『板のカット』のみ。学習机みたいにしっかりしたものの加工代は3万円と書いてある。
”もっと簡易的で、安く作りたい、という私の希望は難しいの??”
そんなとき、加工場で、優しい優しいおじさまと出会ったのです。
希望を伝え、できるものなのかを相談。
四つ足だと難易度が高いが、足の部分を板でコの字型に囲むなら、初心者でもできるとのこと。
走り書きしてくれた設計図のメモを握りしめ、その日は退散。サイズを決めて出直すことにしました。
- 材料選び
机のサイズを決めて、ホームセンターを再訪。
あの優しいおじさまがいらっしゃいますように…。
あっ!いた!! 笑
二週間経ちましたが、我々のことを覚えてくれていて。用意してきたサイズを見せて材料選びに入りました。
【購入したもの】
・合板2枚
・木ネジ 2種類
・L 字金具
・木工用ボンド
おじさんの持ち場を超えて、板選びも付き合ってくれました。
重たい板が平積みされていて、自分だけだったら、無条件で上から二枚を取るしかなかった。
おじさんは、どれがいいかな〜、と、次々と板を引っ張り出し、比較させてくれました。
・これは木のフシがあって惜しい!
・日本人はこっちの木目か好きだけど、外国人はこっちが好き
とか、へえ〜〜という面白いお話も教えてくれました。
- おじさん、最高に優しい!!
無事に材料を購入ができ、おじさんに板のカットをしてもらいました。
受け取ると、ビックリ!!!
カット以上のことをしていただいていたのです
・接着部分に線が引いてある!
・接着部分に『ダボ』が作られている
さながら、組み立て家具のような感じ・・・(*´▽`*)
「オレ、あんまりサービスとかしないんだよ~。素人だからこんなくらいでゴメンネ」と、おじさん。
もう、感動ものでした!!
- いよいよ組み立て
おじさんが引いてくれた線と「ダボ」を頼りに、天板と足の板をつけていきました。
①木工用ボンドで接着
②木ねじを打ち付け(打ち付ける場所もおじさんのガイドあり!)
③L字金具取り付け(補強用)
④紙やすりで、全体を滑らかに整える(素手で板を触るのでササクレは取らないと危険)
めでたく完成!!!
出来たときは、オオォォォ~~!とかなりの達成感。部屋に運び入れて、ひと段落です。
- 部屋で森林浴効果?!
この机、まさかの効果も発揮しています。
机全体が新しい木なので、木の香りが部屋に広がる広がる。さながら森林浴です。
陶芸部屋を開けるたび、木の香りに癒されています。ずっと続くのかなあ。続いてほしいッ!
(╹◡╹)最後までお読みいただきありがとうございます
はじめてのDIY、大成功に終わりました!
成功の陰に ”おじさま” あり。
こういう、”人と人との繋がり”、いいなぁと思います。
損得なしで助け合える、まだまだ世の中捨てたもんじゃないですね。
今度、おじさんに、うまくできた!と御礼に行こうと思っています。
皆さんもDIYに挑戦してみてはいかがでしょうか?
それではまた!
machicoo