こんにちは。
陶芸家ニナルッ!と奔走中のmachicoo(まちこ)です。
本日は、”思い切って作家さんに弟子入り⁈志願した”、のお話。
結果は残念でしたが、挑戦してよかった!
- 応募のきっかけ
陶芸仲間のススメで始めたInstagram。今のところは見る専門で、好きな作家さんをはじめ、陶芸関係のページなどをいくつかフォローしていました。
とある日の投稿で、好きな作家さんの工房が、事業拡大のため新規スタッフを募集をするというのを目にしました。
職種は、「製造・販売」と書いてある。
ええええええええ!
陶芸家のもとで修行というと、陶芸の産地でしかできないイメージがありました。それが自宅から通える距離で、とても素敵な作品を作る陶芸家の方の工房。こんな環境でアシスタントをして修行できたらいいな、と以前に思ったこともある工房でした。
もう、思ってもない募集に大興奮!ドキドキ、ワクワク、心踊りました。
- 思い切って応募!
募集の条件は細かく書いておらず、お店の全般のことに全力で取り組んでくれることが第一で、経験は不問とのこと。
将来的には独立を目指している私と、先方が求めている人材が合うのかな?と気になりましたが、合わなかったらそれはそれで仕方ない、と思えたのです。
“希望者は履歴書を送付”ということだったので、なるべく早く出そう!と、投稿を見た日の週末には履歴書を準備しました。
履歴書を書くのは20年ぶり。学校の入学、卒業年度から社歴まで、おまけに、現役大学生でもあるということを記入。あぁ、新鮮 ^_^
そして志望動機。履歴書にある小さな欄では自分の思いは伝えきれない、と思って手紙を同封することに。
自分が目指している方向性やいま取り組んでいること。その作家さんの作品も人柄も素敵だと思っていたこと。こんな環境で勉強させてもらえたらいいなと思っていたこと。など、思いを正直に綴りました。
- 結果とともに見えてきたこと
そして本日、作家さんとお話をしました。
ー長期スパンで職人の要請を考えていて…今回は申し訳ない
ーそのまま作家として進んだらどうかと思う
などのお話をいただきました。
あぁ、そうか。なんとなく、そう思ってたけど、合わなかったか。
そこから、こんなことが見えてきた。
- 職人と作家のちがい
同じ陶器を作る仕事。でも方向性はだいぶ違うよう。
自分の方向性をそのような切り口で考えたこと、今までなかった。でも前にそんな質問を先生からされたこともあったなぁ。
今回の応募を通して、第三者である陶芸家の方から、私は職人ではなく作家を目指しているんだな、と教えていただいた気がします。
ー決められたものを正確に綺麗に量産できる技術を磨く、職人。
ーじっくり一つ一つの作品に向き合う、一点ものも多い、作家。
私なりに捉えた両者の違いです。
(╹◡╹)最後までお読みいただきありがとうございます
リアルな思いを残しておこうと、結果をもらった今日のうちに書くことにしました。
陶芸を仕事にする道に進めるかも、というワクワク感いっぱいだったので、結果はやっぱり残念で、悲しい気持ちにもなりました。
でも、得たものも大きくて。
自分の方向性が見えてきそうなきっかけをいただけたこと。
そして、この一連の出来事は10日間くらいのこと。私にはすごいスピードで。何かと慎重に進んでいく私が、思いに従い即行動ができたこと。
また、採用してもらうために、思いを伏せて媚びるのではなく、ありのままの自分でご縁がなければそれはそれでいい、と思えたこと。
よくやった。 よし、またがんばろう。
それではまた!
machicoo