こんにちは。陶芸家ニナルッ!と奔走中のmachicoo です。
先日、「運針」のワークショップに参加してきました。
運針って家庭科でやったっけ?!のレベルの私。大人になってからは、なんちゃってボタン付けや、なんちゃって裾上げなど、必要に迫られた時に、しぶしぶ裁縫道具を引っ張り出してくる、といった状態でした。(´∀`)
本日は、そんな私の悪戦苦闘のワークショップ体験記と、その後のお話です。
- 運針ってなんだっけ?
検索すると、このように書いてありました。
裁縫で、針の運び方。特に、手縫いの基本で、表裏同じ縫い目に縫う手法をいう。
なみ縫いとも言われたりしますが、先生曰く、単になみに縫うことではない。字のごとく、指ぬきを針の後ろにあてて、針を押しながら運んでいくことを言うそう。
この、針を押しながら運ぶ、というのがかなりくせ者で…すごく難しかったです。笑
- 運針ワークショップ、こんな感じ!
約2時間のワークショップ。
はじめに、針の長さ、太さ、持ち方、指ぬきのサイズ感、はめ方、などの説明を受け、糸を通さずに布の上で針の動かし方を練習。
次に、糸を通して、練習用の白い布で数回練習。
そして、ほどなくして、本番!
沢山ある手ぬぐいの中から好きな柄を選んでひたすら運針していきます。
最後に、くけ縫いという、端を閉じるための縫い方を習っておしまい!という流れです。
その場でできたのは、たった二列。もう、手に汗握って、肩は凝るし、、ドタバタでした。
この写真だと上の二列なのですが、幅は大小さまざま、直線にならずにガタガタ。
ステップアップのクラスも紹介いただきましたが、こりゃ、向いてないな、と終わる頃にはすっかり諦めモードになってしまっていました。笑
- まさかの、執念の特訓ッ!
自分の不器用さを痛感して終わったワークショップ。次はないな…と思いながらの帰宅途中に、このまま終わるの、なんか悔しい、と思えてきたんです。
自分のものは自分で作っていた時代。運針は、昔の日本の女性なら、みんなたしなんでいた、日常のことなんだろうな。そんな手しごとを一回やってうまくいかなかったからって諦めるのはいやだな、と思ったのです。
その晩のうちに、復習。それから、なんとほぼ毎日、二列くらいやってます。笑
これには自分でも驚き。 そしてさらなる援護が待ってました。
- 身近にお手本が!
この一連の話を、実家で母に話していたら、昔、浴衣を縫ったことがある!との初耳の情報が。運針を間近で見せてもらうことができました。
お手本が身近にあったことで、講座で習ったことが理解できて、急にスムーズにできるようになって。
急遽、実家の道具で運針練習。スパルタ指導?の結果、だいぶコツがつかめてきて俄然ヤル気が出て、練習を続けてます。母から学ぶという機会がもてて、なんだか嬉しかったです!
(╹◡╹)最後までお読みいただきありがとうございます。
ステップアップして、小物作り講座も受けてみようかな、と思うようになりました。
ひと踏ん張りするかどうかで大違いの結果だったことを思うと、あの時諦めないでよかったなーと。
不器用な私でも頑張ればできるようになりそう!と思えたことは、陶芸においても背中を押してくれる出来事になりそうです。
それではまた!
machicoo