こんにちは。
陶芸家ニナルッ!と奔走中のmachicooです。
今年は日本酒とお料理の美味しいお店でクリスマスを過ごしました。昔はクリスマスといえば洋食!でしたが、歳を重ねるにつれてこだわりも薄れ、和食をチョイス。いつもは混んでいるのですが、昨日はガラガラ。イブはいつもそうなんです、とお店の方が仰っていました。やはりクリスマスは洋食が人気なのかな。
そのお店は器にもこだわっていて、器でも楽しめるお店。素敵な器たちに興奮気味でした。今日はそんなお話しを。
- 江戸硝子×九谷焼のグラス
日本酒の器というと、背の低いお猪口のイメージ。ガラスや磁器もありますがどちらかというとあたたかみのある陶器が多い印象です。
こちらのお店では、背の高いワイングラスで提供されます。しかも、上は硝子、下の持ち手の部分が磁器という異素材の組み合わせ。そしてどちらも伝統工芸である、江戸硝子×九谷焼のコラボ。
硝子のデザインは複数種類あり、九谷焼の柄は1つずつ違う。店員さんも何種類あるんだろう?30以上はあるなぁ、と把握しきれない数。本当に美しくて見惚れてしまいました。このグラスはデパートで見かけたことがあって、その時も釘付けになりました。^ ^
ガラスと柄の組み合わせはパターンが決まっているけれど、追加代金で希望の組み合わせのオーダーをしているというこだわりぶり。
- 陶器のお皿
お店ではご縁をとても大切にされていることが話の端々から出ていました。お皿は昔からのお付き合いの陶芸家さんにオーダーして作ってもらっているそうです。
オーダーなので試作段階もある。試作品も含めて買い取って使っているとのこと。心意気もすごいなぁ。お醤油皿は深さなど試作を重ねたこだわりの一品!
選りすぐりのお酒を並べているお店なのに、あくまでもお酒は既成品で、それ以上は何もできないとのお考えで、自分たちが頑張れるのは“料理と器と接客”だと。その目指す姿を実践されている素敵なお店です。
(╹◡╹)最後までお読みいただきありがとうございます
日々、思うように作品が作れないと悶々としたりします。ある時は、ほんとに好きなのかなー?という思いになったり。
この時は純粋に器を楽しんでいる自分がいて、やっぱり器が好きなんだなあ、と実感してちょっと嬉しい気持ちになりました。
それではまた!
machicoo