こんにちは。
陶芸家ニナルッ!と奔走中のmachicoo です。
先日、機会あって島根県石見地方の伝統芸能、石見神楽を見てきました。初めての神楽。見応えがあってとても面白かったです!
今日はそんなお話を。
- 島根県石見地方って?
関東の人にとって、中国地方はご縁が薄い地方かもしれません。みなさん、島根県石見地方の場所、ご存知でしょうか?
かくいう私も、むかしむかしは、鳥取と島根ってどちらが右?どちらが左?という状態でした。ちなみに正解は左が島根県!笑
島根県西部公式観光サイトより抜粋https://www.all-iwami.com/iwami/
島根県西部地方を石見(いわみ)と言い、世界遺産石見銀山」、日本遺産の津和野や石見神楽、ユネスコ無形文化遺産石州半紙・石州和紙(せきしゅうわし)などがあり、シロイルカバブルリングで有名な水族館アクアスも人気のレジャースポットです。
- 石見神楽って?
同じ公式サイトからの抜粋です。
日本神話を題材に、独特の哀愁あふれる笛の音、活気溢れる太鼓囃子に合わせて、金糸銀糸を織り込んだ豪華絢爛な衣裳と表情豊かな面を身につけて舞う石見神楽は、島根県西部の石見(いわみ)地方に古くから伝わる伝統芸能です。昔より地域の娯楽として秋祭り例祭の前夜祭として演じられてきましたが、現在では年間を通じて石見各地で石見神楽を観ることができるようになりました。
その演目は、厳かな雰囲気の中で神様をお迎えする「儀式舞」や古事記や日本書紀を題材にした「能舞」など合わせて約30種類にのぼり、受け継ぐ団体は現在130を超えるほどあります。
演舞する団体が130もあるということにまず驚きました。
今回は東京で活動する団体の定期公演を見てきました。島根県津和野町は、森鴎外の生誕の地。東京都文京区は森鴎外の終焉の地。そんなつながりで文京区で石見神楽の公演が毎年行われているそう。
- 実際はどんな感じ?
30種類くらいある演目の中から、今回は【天神】【大蛇(おろち)】の2つが演じられました。ヤマタノオロチ、言葉では聞いたことがありましたが、そのオロチです。
楽器の演奏には、ちっちゃな子供さんも。小さいのに音の強弱までしっかりつけて演奏していてびっくり。天神の見どころは早着替え!
大蛇(オロチ)では、次々とカタチが変わっていく蛇が圧巻。
火を使った演出をする団体もあるようですが、今回はなかったです。でもすごく見応えがあって会場は拍手喝采でした。
会場では島根県の物産品の販売もしていてそちらも楽しめましたよ。毎年開催されているようですのでご興味ある方はご確認を!
https://www.city.bunkyo.lg.jp/bunka/gejutsu/bunka/bunkahashin/iwamikagura.html
(╹◡╹)最後までお読みいただきありがとうございます
神楽は、もっと厳かで畏まったものかと思っていました。実際はエンターテインメントな要素もあり、和紙で作られた蛇の模様はアートも感じられました。
動きがハードなため、用具の維持費も相当大変で寄付で賄っているそうです。苦労もしながらも伝統芸能を受け継いでいく姿は尊敬に値します。
にっぽんの伝統芸能、これからも機会あれば見てみたいと思います!
それではまた!
machicoo