こんにちは。
陶芸家ニナルッ!と奔走中のmachicoo です。
本日は久しぶりの陶芸のお話です。自分の中の気づきを残す「ミチシルベ」シリーズでのお届けです。
- 大学は最終学年まっさかり
通信制の芸術大学の陶芸コースに通い始めて3年目。いよいよ今年は最終学年です。
コロナのため授業もどうなるかわからない5月初旬、特例の休学希望を募っていたのですが、一年休むと私の場合だらだらして終わりそう、、と休学せずに先に進むことに。
結果、陶芸の実習までzoomによる授業になり戸惑いもありますが、もうやるしかない!という感じです…。
- 課題がレベルアップ、、、!
最終学年、そりゃあ求められるものも高くなってきますよね、、。そりゃあね。
通信制といえど、芸大なのです。ここに来てそれを思い知る。笑
低学年のうちは、決められたお題、技法の範囲で作品を作ってきました。高学年になると、自由度があがります。
自分が表現したいものは何か?
それをするための技法、土、釉薬、装飾、焼成、、もう、無限の組み合わせとも言える中から選んで作品にする。卒業制作となると、決まってるのは大きさくらい。
低学年のときは楽しかったのに
高学年は苦しくなってきた…
- 原因究明と、思い出した初心
卒業制作と平行して、他にも制作の授業があり、あっちの課題を考え、こっちの課題を考え、、とアタマも切り替える必要があります。
どうもモヤモヤして仕方ない。
課題のこと、考えたくない。
そんな日々を過ごしてました。こんな気持ちでの最終学年なんて嫌だ!と思い、いろいろ考えました。
他の生徒さんは、芯がしっかりしたアイデアだな〜、すごい発想するな〜と、他人と比較して凹んでしまう一面もありました。
でもそれより大きいのは、自分の作品に納得ができてないところでは?と思うようになりました。自分で納得できてないからモヤモヤモヤモヤ…、と思うのです。
そしてはじめは、納得できるまでやらなきゃ、と意気込みました。それも苦しい。納得するハードルを決めるのは自分だから、高くすれば苦しい。自分はそっちのタイプ。笑
そして初心に立ち返る。
大学に入ったのは、働きながらでも陶芸の勉強が進められると思ったから。継続していることで大の字なのだ。
泣いても笑ってもあと1年、『精一杯やった』と思えるようやってみよう。
たとえ作品に納得できなかったとしても、その状態がイマとして納得して受け入れよう。
そんな気持ちになりました。
(╹◡╹)最後までお読みいただきありがとうございます
ものごとが楽しくできるようになるには、苦しい段階がある、と言っていたお友達。コロナ禍の収入減により退学をせざるを得ないかもしれない、というお友達。
勉強を続けられることのありがたみと、苦しい気持ちへの向き合い方を教えていただきました。ありがとうございます〜。
それではまた!
machicoo