こんにちは。
大学在学中に友達から頼まれた蚊取り線香入れ。卒業後にようやくとりかかることができました。
- 家のモチーフの蚊取り線香入れ
希望は家の形とのこと。私は蚊取り線香自体をほとんど使ったことがないので、入れ物も馴染みがありません。ネットで検索するといろんな形が出てきて面白い。家の形もありました。
それらを参考にしながら小さいサイズでなんとなくの試作。電動ろくろで蓋モノを作るのも初めてなので自分の力に見合ったかたちで、屋根を被せるようにすることに。
不恰好ながら、とりあえずイメージをつかみました。
- しっかり計画!を実行
私は釉薬を決めずに作り始めてしまうことも多いので、それを直していきたいと思っていました。
南欧風って?検索するとレンガ色の屋根に白い壁。なるほどなるほど。
以前、学校の伊羅保釉をシャバシャバの状態でかけて還元焼成をしたところ、レンガ色ようになったので、屋根はそれかなぁとあたりをつけました。陶芸教室の先生に相談すると、伊羅保の調合はさまざまのため、教室のだと薄いとこげ茶になるような、、と言われてしまいました。
代案が緋色釉。今までノーマークだった釉薬、
教室のテストピースをみるといい感じのレンガ色になってます。こうして屋根は決定。
蚊取り線香入れの下の部分は白。本当は焼き締めのようなザラッとした質感がいいと思ったのですが外に置くと汚れが気になるのでは?と考えて白伊羅保にする予定を立てて、さあ本番。
白土で酸化焼成の予定です。
- 本番の制作
いよいよ実寸サイズ。まずは下の部分を作りました。このサイズで円筒に轢くのも初めて。教室の先生に見本を見せてもらったりしながら3つ制作。そのうち1つは先生のです。
円盤状に伸ばしてから立ち上げるという方法を教えていただきました。円盤にするのが難しいですが、それができれば綺麗に筒になります。
底が広いものはこの方法が有効とのこと。大きなお皿も作ってみたいです。
続いて屋根。轢くときは上下逆さまの状態になります。
少し乾燥させたら、下の部分を削って屋根の形にしていきます。
削りはまだおわっていないため今日はここまで。次回は削りと、煙を出すための穴をあけていきます。
(╹◡╹)最後までお読みいただきありがとうございます
轆轤をしてから時間が経過してしまっているので、乾燥注意。乾きすぎると穴も開けにくくなってしまうのです。陶芸は乾燥具合にも気を遣います〜。
それではまた!
machicoo