こんにちは。
これまでの経緯はこちら
【制作現場より】カップ&ソーサー ~茶色のフチの行方~ - 陶芸家ニナルッ!
【制作現場より】カップ&ソーサー 〜茶色のフチの行方②〜 - 陶芸家ニナルッ!
- 3度目の焼成後の結果
1回目の焼成でフチが目立ちにくかったため修正。2回目は手順間違いもありフチが濃くなりすぎたため修正。そして3回目が終わりました。
こんな感じ。
焼き直す前はこちら
わかりますでしょうか?
茶色がきつくて濃かったフチは和らぎました。ただ、もともとやりたかった明るめの焦げたような茶色ではなく、先生が予想されていた釉薬とともに茶色が流れて広がる感じ、の方が近い結果となりました。
第一印象は、ゲッ、ヒョウ柄みたい。ダメだったか。笑
しばらく見ていたら、この滲み模様、単調でなく奥深い感じでおもしろくていいかも!と。
教室のお仲間からはベッコウのよう、とコメントをいただき、確かにそうだなと。ヒョウ柄→ベッコウと頭を切り替えるとなんだかいい感じに見えてきました。
- 怪我の巧妙
今回のように、失敗から偶然生まれた表情はまさに“怪我の巧妙”だなぁと。
どんな世界でも、歴史的にもこれは良く聞く気がしますよね。ついつい失敗を恐れがちな私ですが、先人たちのようにチャレンジした中で生み出されるものもあると信じ、やっていけたらなぁと思いました。
(╹◡╹)最後までお読みいただきありがとうございます
今回はこれまでにしますが、いずれ深掘りしてもいいかも!と思えた作品になりました。
そういう思いになる作品ができて嬉しいです。歩みは遅くとも、コレ、と思えるものができるようこれからも頑張ります。
それではまた!
machicoo