こんにちは。
気づきや思いを自分のために残しておく“ミチシルベ”。本日はやりたいことが見つかった喜びについて。
- 自分の作風とは?
自分の作風を見つけたい、そう思っていました。そもそも作風とは何でしょう?調べてみると、『作品の傾向や特徴。また、作品に現れた作者の個性や手法』とのこと。なるほどなるほど。
作品を見たら作者がわかる、そんな作品を作りたい。ではどういう作品を作りたいのか?を考えました。
- 作風の探しかた
ある陶芸家さんが、いいなと感じるものについて、その理由を深く考えていくと自分の好みがわかってくる、というようなことを話されていました。陶器以外のものも含め目に入るもの全てが対象です。
オリジナリティというと他にはないものをを求めがちですが、自分の好きを追求して自分の中から出てきたものは、他者の真似ではないとお話しされていました。
それを自分なりに解釈。ひとまず、自分が好きで集めた陶器から、時間が経過しても好きなもの、購入当初の魅力を感じられなくなってしまったもの、に分けていきました。
そうして絞り込んだもの、数点。やっぱりこれ、好きだな〜。どんな料理も素敵に見せてくれるなあ〜。しみじみ感じ、どのようなところが好きなのか考えてみました。
自分が好きと感じるこんな作品を作ってみよう。そのような気持ちまでたどり着いたことがまず嬉しかったのです。
- テストピース作り
今までの私は、学校の課題に必要という理由でしかテストピースを使ったことがありませんでした。いろいろなパターンをテストするという作業が壮大でおっくうに感じてしまっていました。
今回、自分がやりたい作品を作るには荒い土が必要です。既製品の荒い土を購入する方法の他に、滑らかな土に石の粒を混ぜて自分で荒くする方法もあります。
現在、自分の手元には学校の教材で使った数種類の土があり、中には荒い土もあります。まずは手元にあるものを使うとどうなるのかを試すことにしました。教室には土に混ぜて使うための石が数種類あります。雰囲気がどう違うのか。釉薬も数種類試したい。
結果、必要なピースはなんと70個!
いろんな経験値があれば、こんなにやらなくても想像がついてある程度に絞り込めるかもしれません。私は経験値が少ないので、思いつくパターンはとにかくやってみることに。
- やりたいことが見つかるヨロコビ
目指したい作品が見つかったことで、今回はテストをするおっくうさよりも、頑張ろうという気持ちが勝ち、70個を作ることに至りました。
このことは私の中ではとても嬉しい出来事でした。テストをおっくうと感じてしまうような人が陶芸の道を極められるのか?!と心の奥で思っていたから。
やりたい思いが強ければテストを厭わない自分がいることが確認でき、嬉しいような、安心した気持ちになりました。
(╹◡╹)最後までお読みいただきありがとうございます
土、石、釉薬、、、今後もテストが続くような気がしています。私は何かと時間がかかるタイプです。今の気持ちを大切に、ときどきおっくうと戦いながらも進んでいこうと思います。いつか完成形をお見せできるまでお楽しみに!
それではまた。