こんにちは。
転勤で東京を離れることになって落ち込んでいた友人を少しでも元気づけられたらいいな、と思って作った蕎麦ちょこサイズのフリーカップ。制作までを書いてみます。
- 何を作ろうかな
今回は事前にリクエストを確認することなくサプライズに。転勤が決まってから引っ越し前までの間という期限が決まった中での制作です。失敗したら間に合わないですし、そうしたことも考慮しての制作でした。
お料理上手な彼女には何がいいかな、、なるべく汎用性があるほうがいろいろな使い方ができるな、、自分の実力も考えた結果、蕎麦ちょこサイズのフリーカップに決定。
発色が綺麗に出る白土を使い、電動ろくろを使って成形、削りをしました。ご夫婦なので2つ。予備で2つ。合計4つ作りました。
- 釉薬をかける
削った後は、素焼きをして、釉薬をかけました。
縦半分の掛け分けをすることに。ご夫婦でお揃いになるように半分は二つ共通の茶色(飴釉)、半分はピンク釉と辰砂釉(酸化焼成で水色)をかけました。
写真には残せていなかったのですが、きっちり掛け分けできるように、テープでマスキングをして半分を施釉後に撥水剤を塗り、もう片方をかけました。
わざと重なる部分を作って、そこに3色目を出すようにしました。
- 本焼き(酸化焼成)
発色がきれいになるよう本焼きは酸化焼成にしました。予備も含めて4つともに壊れることなく完成することができました。
どちらをプレゼントするか、悩みどころです。大きさを選ぶか、持ちやすさを選ぶか、悩みましたが持ちやすいほうをプレゼントに選びました。
おかげさまで送別会の際に無事に渡すことができました。喜んでもらえてとても嬉しかったです!
相手をイメージしての制作は、やったことがないことに挑戦するいい機会にもなっています。
それではまた!