陶芸家ニナルッ!

好きなことして生きていきたい!40代OLの奮闘記です

【制作現場より】土のテスト、釉薬のテスト

f:id:machicoo_utsuwa:20211130194323j:image

こんにちは。

重い腰をあげて、テストに取り掛かりました。始めるまで億劫で、そんな気持ちで大丈夫か?!と凹みますが、陶芸歴の長い先輩友人も、そんなときもあるとのことで、それを励みにしております。笑

 

  • 土のテスト

f:id:machicoo_utsuwa:20211130200138j:image

f:id:machicoo_utsuwa:20211130200135j:image

f:id:machicoo_utsuwa:20211130200132j:image


大きな鉄粉のある作品を作りたくてテストを続けています。大きな鉄粉のある作品は、粘土を掘り起こしたままの原土を使っているような気がしていますが、現在の私には原土を扱うことはハードルが高いと感じています。なんとか他の手段でできないかと陶芸用の素材を試しましたがなかなか思うようにいきません。

 

陶芸用の素材に拘らず鉄粉を混ぜてみては、とアドバイスをいただき実践。まず、ベランダからサビを採取して実験しましたが失敗。今回はネットで鉄粉を検索し、目が粗そうな鉄粉、砂鉄の2種類を購入してテストすることにしました。

 

上の写真のように割合を変えて土に混ぜてからテストピースを作りました。テストピースには番号と焼成方法を記載して区別できるようにしておかないと意味がなくなります。以前は針で掘っていましたが、100均のゴム印でやると良いと聞き、やってみたところたしかに良いです!針だと削りカスがモロモロと残ってしまうのですが、ゴム印は綺麗に仕上がるし、作業も早く済みました。

 

f:id:machicoo_utsuwa:20211130214731j:image

黒に近い茶色を目指してテストをします。以前、白いらぼに黒顔料を混ぜて黒を作りました。少し茶色っぽいほうが好みかも、と思い、今回は白いらぼに茶系の呉須を混ぜるもの、弁柄を混ぜるものの2種類のパターンで、割合を変えてテストをします。合計8種類のパターンを効率よく作るために先に白いらぼを8つ計量しました。

テストピースが素焼きが終わったら、色の原料を追加して釉薬を完成させ、施釉する予定です。

 

平行して別のマット釉薬もテスト予定。ついつい先を急いで欲張ってしまいます…。笑

 

見ているとワクワクするような釉薬に出会えると良いなぁと思います。

自分のなかのキーワード、”ワクワク“を少しずつ意識してみようと思います。

 

それではまた!