陶芸家ニナルッ!

好きなことして生きていきたい!40代OLの奮闘記です

【制作現場より】テストピース用の釉薬作り

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こんにちは。

テストピースの素焼きがおわったので、釉薬を作って掛ける作業をひたすら繰り返すこと11回。頑張りました。笑

 

  • 釉薬原料を乳鉢で擦る

テストは少量のため、釉薬は乳鉢で擦って作ります。まず、茶色っぽい黒を目指して、ベースとなる白いらぼに茶呉須、黒呉須を追加。呉須の割合を変えて5パターン作ります。釉薬の見た目も5種類少しずつ違うのがわかりました。


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次に、同じように黒くなる成分として弁柄(第二酸化鉄)を加えるパターンも作りました。これも、追加する割合を変えて3パターン。同じように黒色を目指していても、呉須を追加したものと、弁柄を追加したものでは釉薬の見た目は大違いです。


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どんな違いが出るのか、楽しみです。

 

黒以外に、白のマット系も試すことにしたため、これも配合違いで3種類。

 

合計、11種類を作りました。1つあたり大体5分くらいは擦っているので合計すると約1時間は擦っていました。そりゃあ疲れるわけですね。笑

 

  • 土のテストへの施釉

同時にやっていたのは土に鉄粉を混ぜるもの。これには白いらぼを掛けました。

大きな鉄粉を出すためのテスト。どうなることやら。

 

それではまた!