こんにちは。
陶芸家ニナルッ!と奔走中のmachicooです。
我が家にロクロがあると知っている方たちから、使ってる??と聞かれるたび、
やってない…と軽くブルーになっていた私。
おととい、久しぶりに稼働させました。そんなお話とともに、最近の陶芸活動についてのお話を。
- 自転車に乗る感覚、掴みたい…
ロクロで作品を作るまでには実にたくさんの工程があります。それぞれにコツを掴まないと綺麗に作れない。
今回は、ロクロに土をセットして成形するという、陶芸と言えばコレ!の工程をやりました。
成形の際もいくつもの関門があるのですが、いつも悩まされるのが『土殺し』というもの。
土を中心にセット(芯を出す、という言われ方をします)するために、回転する土を“グッ”と掴み、土を上げたり下げたりしながらブレを取る。
回転してるのに止まって見えるまで中心にセットするのが目標。そうしないと、成形してるときに、ぐにゃっと歪んだりすることが。綺麗に、作りやすく、するための作業です。
これがなかなかコツが掴めない。
途中で、YouTubeでやり方を検索して動画も見ました。なるほど!というポイントを仰っていて、少しうまくできるように。
作業スピードが遅い、陶芸の時間をなかなか作れていない、という私は、ロクロを回す頻度もごくわずか。これではコツが掴めないのも無理もないか…とも思います。
自転車に乗る感覚(一度身につければずっと覚えてる)と言われるので、合宿のように毎日やればいいのにな〜と思ったり。この段階を抜けたいけど、なかなか行動が伴わないんですよ、これが…。笑。
- 学校課題との両立
昨年、4年制の大学の3年次に編入し、今年は2年目になります。4年かけて学ぶところを半分になっているので、今年は課題がどんどん難しくなってきます。
私は3年で卒業することを目標にしていて、今年どれだけ単位が取るかがとても重要です。今年中に出さないといけない学校課題を考えると、さらにmyロクロは遠のいて…みたいな感じです。
学校課題、どんな感じかというと、、。
*公共空間に提案する陶芸作品を考えて、その場の写真を撮ったり、作品の模型を作り、わかるようにレポート
*中国の宋の時代の有名な窯の作品を見て、作り方を読み取り、自分でも同じ方法を活かして作品を作る
などなど。
普段陶芸教室で作っている日常使いのうつわとは違うんです…(*´-`)笑
- 初めての上絵
先日、大学のスクーリングで『上絵』を初めてやりました。
陶器に絵を描くやり方として、下絵と上絵があります。
下絵は、素焼き後のザラザラした吸水性のある面に描き、釉薬をかけて本焼きをする。
上絵は、釉薬をかけて本焼きをした後の吸水性のない面に描き、低温で焼く。
それぞれに専用の絵の具が用意されてます。
このように、上絵は焼成が一回多いです。また、吸水性の有無により書き味が全く違います。つるつるの面に絵の具を置くのがすごく大変で。底など平置きして描くものは比較的安定して描けますが、側面などは絵の具の濃度により垂れてくる…垂れないように濃くすると縮れることも…。
初めての上絵は悪戦苦闘でした。笑
こんな感じ↓
練習用だった1番左の陶板が1番上手くできたなぁと。それは、垂れる心配なく落ち着いてできたから。笑
それに対して、1番右は垂れる垂れる。闘いでした。笑
上絵は釉薬の上に乗せるのでプクっと盛り上がってかわいい。陶芸教室では上絵の焼成が定期的にないのが残念ですが、また挑戦してみたい技法です。
(╹◡╹)最後までお読みいただきありがとうございます。
上絵の作品、正直なところ、自分自身があまり納得できていないので右側の写真などは出すのを迷いました。(´ω`)
でも、成長の過程も見ていただけたらいいのかなと思い、出すことにしました。
成長が伝わるよう、精進いたしますッ!
それではまた!
machicoo