こんにちは。
陶芸家ニナルッ!と奔走中のmachicoo です。
これまで学割を使って美術館に行ったお話を何度かしましたが、今回は御招待券をいただいたき、行ってきました!
- 出雲と大和展って?
3/8まで上野の東京国立博物館で現在行われています。
以下のホームページから、概要を。
https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1971
令和2年(2020)は、我が国最古の正史『日本書紀』が編纂された養老4年(720)から1300年という記念すべき年です。その冒頭に記された国譲り神話によると、出雲大社に鎮座するオオクニヌシは「幽」、すなわち人間の能力を超えた世界、いわば神々や祭祀の世界を司るとされています。一方で、天皇は大和の地において「顕」、すなわち目に見える現実世界、政治の世界を司るとされています。つまり、古代において出雲と大和はそれぞれ「幽」と「顕」を象徴する場所として、重要な役割を担っていたのです。
「幽」と「顕」を象徴する地、島根県と奈良県が当館と共同で展覧会を開催し、出雲と大和の名品を一堂に集めて、古代日本の成立やその特質に迫ります。
入館前の横のエリアで、出雲と大和の予備学習ができるビデオが上映されていて、それを見るととても理解が深まります。
というか、それまでは島根県の出雲だけの展示と思っていて、大和が奈良県のことを指していることに気がつかず、、というお恥ずかしい状態でした。
とても見応えがあって、時間が足りなかった〜。銅鐸や鉾などが並ぶ姿が圧巻だったり、日本書紀に残る昔の出雲大社とされる模型に驚いたり。
出雲大社って、地上16階くらいの高さまで、100mに及ぶ長い階段を登ったところに神殿があったそうですよ(・Д・)
そんなものを大昔に作っていたなんて、驚くばかりです。実物を見たかったなぁ。神殿が実在したことを示す杉の柱が発掘されていて、実物の展示もありました。年輪、木の皮、すごい存在感でした。
- 東京国立博物館ってすごい!
上野はたくさんの美術館、博物館が集まっています。
今回は、東京国立博物館の平成館で開催されていました。お花見での賑わいが嘘のように、冬の夜の上野公園はひっそり。そこを進んでいくと、広大な敷地に噴水とともに上の写真のような荘厳な建物がどーんと建っています。
よくわからずに本館に入ると、目の前にはどどーんと大きな階段が。内閣成立のときに記念撮影する階段ってここじゃないの?!と間違うくらい立派なものでした。
入口を間違えてしまったことで平成館までだいぶ歩くことになり、敷地の広さを実感しました。
入るだけでなんかワクワク、背筋がピーンとするような感覚でしたよ。常設展も広くて今回は見る時間がありませんでした。今度は1日がかりで行きたいな。
(╹◡╹)最後までお読みいただきありがとうございます
普段は休日にしか行ったことがなかった美術館。今回は会社を定時に上がり、夜間観覧に行きました。金曜日の夜に、気分が上がる素敵な過ごし方だなぁと思いました。
美術館は金、土は夜まで営業しているところも多いですよ!たまにはこんな過ごし方もいかがですか?
それではまた!
machicoo