陶芸家ニナルッ!

好きなことして生きていきたい!40代OLの奮闘記です

【祝卒業!】大学3年間を終えて

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こんにちは。

桜が満開となり、春の訪れを感じますね。

桜というと、卒業式、入学式に学校の看板の前で両親と写した写真など思い出したりします。そんな学生時代が40代でもう一度訪れるとは思ってもみませんでしたが、3年間を経て、この春、卒業式を迎えることができました!

 

  • 卒業制作

テーマが決まらず、途中、やめたいとも思った卒業制作。

入学の目的は学位を取ることではなく、陶芸を学ぶことなので、その目標は達したのではないか、、と考えたり、逃げ出したくなっていました。笑

でも、途中でやめてしまうと後悔に繋がるだろうと思い、頑張ることに。

 

コロナで前半はオンライン授業。zoomでプレゼンをしたり、画面越しに手元を映しながら制作の指導を受けたり、先生も生徒も初めての経験に四苦八苦。そんな状況もあってか、卒業制作に取り組んだ生徒はわずか13名。例年の半分以下ということで、じっくり指導いただくことができましたし、生徒同士のつながりも深くなった気がしています。

 

こうしてなんとか完成できました。

卒業制作展はコロナ対策でリアルでは開催できず、WEB開催となりました。とても残念でしたが、逆にWEBだからこそ遠方の友人にも見ていただくことができたので、それは良かったです。

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  • 大学生活を振り返って

締め切りギリギリに夜なべをしたことも。

他の生徒さんの作品のすごさに凹んだことも。

イデアが出なくて悶々としたことも。

時間切れで納得できずに提出して、悔しかったことも。

 

いろんなことがありました。

 

制作への姿勢や迷いへの対応。

失敗しても、まずはやってみる、といった考え方。

同じ志を持つ、世代を超えた仲間とのつながり。仲間からの学び。

たくさんの現役作家の先生からの学び。

 

即戦力とはいかないけれど、得たものは大きかったなあと改めて感じています。

 

  • 感動の卒業記念品!

生徒たちから先生にオーダーして、卒業記念品の制作をお願いしました。お忙しいのに、先生は制作だけでなく、ブログに制作にあたって考えたことや制作手順をアップしてくださっていました。どうやって作ったんだろう?ということへの回答も用意してくださっていたのです。

 

ブログを読んだら、もう、感動。嬉しさで自然と涙が出てきました。

普通に考えたら、13人分同じデザインで作るところでしょう。それが、なんと、13人の卒業制作をもとに考えられたデザインが施されていたのです。

それがこちらのタンブラー。

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私の卒業制作は、マングローブの根をモチーフにした作品でした。その根を取り入れたデザインになっているのです。下のほうをうっすら水色にして、水に浸かっている部分の表現も取り入れてくださっていて。

他の12名の分も、それぞれの卒業制作の特徴が見事にデザインに反映されていていました。

 

生徒のために、こんなに時間をかけて。

生徒のために、こんなに考えてくれて。

生徒のことを、こんなに見てくれていて。

 

誰かを想って作る作品の力強さを肌で感じました。

想いは伝わると思いましたし、このことは自分の制作でも大切にしていきたいと思う、とても大きな出来事でした。

 

 

(╹◡╹)最後までお読みいただきありがとうございます

卒業式を終え、一区切り。さて、この先どうしようかな。

仕事をやめて陶芸の世界へ!という思い切りもなかなか難しいので、引き続き陶芸と仕事と両立です。

インプットもまだまだ必要な状態ではありますが、少しずつアウトプットもしていけたら、と思ってます。

 

それではまた!

machicoo