陶芸家ニナルッ!

好きなことして生きていきたい!40代OLの奮闘記です

【machicoo‘s NEWS】新作できました!植木鉢×多肉

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こんにちは。

陶芸家ニナルッ!と奔走中のmachicooです。

 

昨年は毎週1回ペースで月4回の投稿を継続していた私ですが、今年はペースダウン…(´∀`*)それでも継続はチカラなり。続けていくぞーと、心新たに新年度に入ります!

本日は新作のご紹介を。

 

  • 怪我の功名で植木鉢?

はじめての植木鉢はこちら。

【machicoo‘s NEWS】マイ植木鉢×多肉デビュー - 陶芸家ニナルッ!

念願のマイ植木鉢に多肉植物を植えました。

 

植木鉢は、もともと植木鉢を作るぞーと思って作ることももちろんありますが、実は怪我の功名でできることもあります。今回は後者のほう。

 

1つは、底にヒビが入ってしまい、それならば穴を開けてしまおう!と。

もう1つは、底を削り過ぎて貫通してしまって。

 

それでも綺麗に整えたら立派な植木鉢になります。仮に、素焼き前であれば、また土に戻して再生だってできる。粘土ってエコだなぁ。

 

そう思うと、失敗を恐れずにどんどん作ればいいのに。ついつい失敗しないように慎重になってしまう。これまで過ごしてきた、長い長い時間の中で培ってきたものなので、少しずつ緩んでいくと良いなぁ。

 

  • 念願の多肉寄せっかく植え!

はじめての植木鉢は、プロに多肉を植えていただきました。そして、いよいよ今度は自分で寄せ植えすることに!

 

どれも可愛くて選べなかったこともあり、、器は2つだというのに買い過ぎました。笑。余ったのはそのまま、次回作ができるまで育てようと思います。

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前に寄せ植えワークショップに参加した時のことを思い出しながら、、。

 


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試行錯誤しながら、、、


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なんとか完成!

もう少し中心にギュッと詰めたかったけど動いてしまって難しい。プロのようにはいかないけれど、なんとかできました^ - ^

 

╹◡╹)最後までお読みいただきありがとうございます

植木鉢完成待ちの多肉さんたちの為に、また作ります!こんどは、植えるものに合う器を考えてみようかな、と思います。

 

それではまた!

machicoo 

 

【にっぽんの手仕事】自分で染めた布で、使い捨てないレジ袋をつくる!〈前編〉

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こんにちは。

陶芸家ニナルッ!と奔走中のmachicoo です。

 

何回か書いている【にっぽんの手仕事】シリーズ。すべて同じ会社が運営している〈てならい〉です。

 

今回は自分で布を染めて、その布で使い捨てないレジ袋(あずま袋)を作ろう!というものでした。本日は染めるまでとして前編のお届けです。

 

  • 染め工房見学

まず初めに、染め物がどのように作られるかを実際の作業場を見ながら説明していただきました。


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高温で蒸して色を定着させる、とか、昔は天然の染料だったから川で洗い流していた、とか。整然と並んでいる使い込まれた刷毛、とか。すべて新鮮でワクワクしました。

(だから川沿いの工房なんだなーと納得)

 

  • いよいよ染め体験

今回は刷毛で染料を塗っていく『引き染め』という手法で綿の生地を染めていきます。

 

まず、全体を染める下地の色(グリーン)を決め、少しずつ、かつ、スピーディーに刷毛を進めます。ノロノロしてると、どんどん乾いて、ムラになるらしい。布が傾いていると染料が低い方に溜まり、ムラになる。

スピード感を求められるの、辛いなぁ、、と思いながらの初挑戦、なかなか上手くできました!


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  • 自由に柄をつける!

続いて、好きな色を選んで好きなように柄をつける。決められた柄よりも楽しい!でも、その場で考えて、なんて難しそう…と思って、前日に何案か考えていきました。


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その場でバランスを見ながらクルクルと線を描いていく。色はピンク、茶色、紺に近い紫、の3色、に決定!

スルスルと描いていくイメージでしたが、刷毛ですこーしずつ進めていかないと色が擦れてしまう。そこは想定外でした(^_^;)

 

あとは、色を定着させるために蒸して洗って、というような工程です。そこは工房さんにやっていただき、後日郵送されることとなりました!出来上がりがとても楽しみです。

 

(╹◡╹)最後までお読みいただきありがとうございます

布ができて終わり、ではありません。和裁で『使い捨てないレジ袋』に仕上げるのです。続きは後編としてまた後日書きますね。

わたしは自分で何か作ることが好きだなーと実感。不器用なところ、なんとかならないかな。笑

 

それではまた!

machicoo 

 

【カラダにいいこと】スロージューサー始めました!

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こんにちは。

陶芸家ニナルッ!と奔走中のmachicoo です。

 

本日のお題は健康について!

40代ですから、いろいろガタもきているんですよね(^_^;)  最近になってようやく自覚してきまして、いろいろとお勉強中なのです。

 

  • スロージューサー衝動買い!

スロージューサーってご存知でしょうか?私は最近まで知りませんでした。

カラダのことについて調べる中で、朝食に、生搾りの“にんじんりんごジュース”が勧められていて、飲んでみようかなと思ったのがきっかけ。我が家にあるのはミキサーだけ。ミキサーではジュースのように液体状にするには無理があるだろうな〜と思ってました。調べるうちに、ジューサーのなかでも、“スロージューサー”という存在にたどり着いたのです。

 

あまり詳しくないのですが…スロージューサーとは、普通のジューサーよりも回転のスピードがゆっくり。回転か早いと熱が生じて栄養分が飛んでしまうのだそう。時間はかかるけれどスロージューサーが望ましいらしいです。

 

ネットで調べると複数のメーカーから販売されています。現品が見たいと思い電器屋さんへ行くと3種類くらいしか置いてなく、この日は下見だな〜という感じ。出直そう!と思った矢先、夫からオレなら決めちゃうけどな〜という横やりが。笑。

私と違って即決タイプ。ええええ!と思いつつ、ここで買わないと決めるのはだいぶ先になりそう…カラダのためには早くやるべき!ということで、よく比較しないまま即決したのです。(^_^;)

 

  • 使い方はカンタン、片付けちょいタイヘン

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使い方はこんな感じ。

  1. 入れる野菜、果物を切る(投入口に入るサイズにある程度小さく。りんごは8分の一くらい)
  2. スタートボタンを押して、次々と投入
  3. しぼりかすと液体が別れてでてくる
  4. 全部終わったら、ハイ、完成!(小松菜りんごジュース)

 

もともとのジューサーのスピード感がわからないため、スロージューサーがスローに感じることもなく、すぐできる!という印象でした。

 

片付けはこんな感じ。

  1. 水を投入して回転させてカスを浮かせる
  2. 一部の部品を外してさらに水を入れながら回転させてカスを流し出す
  3. 本体から外して、各部品を解体して洗う(多少詰まるので専用のブラシで取る)

 

部品の数は最低6個。プラスで、カスとジュースを受ける容器2個。ブラシ1本。洗い始めればそんなに時間もかからないのですが、やっぱりちょい面倒くさいです。比較サイトには私の購入したものよりお手入れが楽なものもありましたよ!

 

カスとジュースを受ける容器を、付属の大きな容器から、自作のコーヒーサーバーに変えたらサイズが小さくなって少し負担軽減しました。

 

  • 肝心のお味は??

こんなに野菜に水分ってあるんだなーとびっくり。そして、野菜と果物だけの甘さ、美味しさに感動!毎回、おいし〜おいし〜と言って飲んでいます。

にんじんとりんご、自然の甘みですごく美味しい!

小松菜とりんご、小松菜が少しピリッとして辛みが気になりました。

 

  • 搾りカスの活用

にんじん1〜2本に、りんご1個。ほぼ汁だけを消費するので、搾りカスが半端ない!なんとか活用しようと思い、あれこれ試してます。


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にんじんドレッシング、にんじん雑炊、にんじんスープ、にんじんドーナツ、にんじんパンケーキ…

お菓子よりも食事のほうが使いやすいなぁ。

 

ネットでも搾りかす活用レシピはたくさん出ていますので、いろいろ試して無駄にしないように頑張りますっ!

 

(╹◡╹)最後までお読みいただきありがとうございます

自作の陶器サーバーがこんなところで活用できるとは思っておらず、なんだか嬉しくなりました!結構作るのが大変ですが、いつか皆さまにもお届けしてみたいな、思う作品になりました。

 

それではまた!

machicoo

 

【ミチシルベ】大学のイイところ

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こんにちは。

陶芸家ニナルッ!と奔走中のmachicoo です。

 

早いもので芸大の通信学部に入学してもうすぐ2年が経とうとしています。順調にいけば、次の1年で卒業制作に着手し、来年の春に卒業。

 

課題には悪戦苦闘で凹むことも多いですが、行っててよかったな、と思う出来事が最近ありました。本日は大学のイイところを振り返ってみようと思います。

 

  • 陶芸仲間とのつながり

先日、大学の生徒さんと食事に行きました。その方は自分の親世代!!このように通信学部の学生は20代から90代まで実に幅広く、陶芸という共通点で集まっているのです。

 

その方は何年も前に入学された先輩です。勉強熱心で、学校外でもいろんな陶芸グループで活動をされているそう。そのグループのいくつかをご紹介いただきました。展示会、勉強会、窯焚きなどやってきることはグループごとにさまざま。もし私が興味があれば入れるように繋いでくださると!

 

なんとありがたいお言葉。今年は卒業制作もあるので課外活動をガッツリ、とはいきそうにないのですが、益子(栃木の陶芸の産地)に泊まりで塩釉で薪窯を焚く、という活動の窯出しを見せていただけることになりそうです(^o^)

 

会社員をしていたら決して出会うことのなかった繋がり。他にもたくさん仲間ができました。そこから広がる活動も出てくるはず。何より、一人孤独に学ぶのではなく、一緒に苦労したり、助け合ったり、とても励みになるのです。

 

  • 複数の陶芸家の先生から学べる

通信学部の授業は自宅課題とスクーリングがあります。どちらも、現役の陶芸家の先生から指導が受けられます。各先生の得意分野ごとに担当の授業が違っていて、いろいろな先生から学ぶことができます。

 

同じ技法でも先生により細かいやり方は違う。時に混乱することもありますが、いろんな先生からいろんな方法、考え方が学べるのは利点だと思います。

 

先生からダメ出しされて学ぶこと、褒められて励みになること、作品に対して先生から講評いただけることは大学ならではだと思います。

 

他にも、他の生徒さんの作品から学ぶこと、独学ではやらなそうな作品を作ること、芸術全般への興味の幅が広がったこと、などなどイイところはたくさんありました。長くなりましたので続きはまた機会あれば第二弾として書こうと思います!

 

(╹◡╹)最後までお読みいただきありがとうございます

仲間とのつながりについて良かったな〜と思って今回の記事を書きました。イイところだけじゃなくてワルイところも知りたい、と思うかもしれません。

私はネガティブな発想になりがちで、ここでデメリットについて考える必要もないのかな、と今は思っています。

 

それではまた!

machicoo 

 

 

【にっぽんの伝統芸能】石見神楽を初体験!

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こんにちは。

陶芸家ニナルッ!と奔走中のmachicoo です。

 

先日、機会あって島根県石見地方の伝統芸能、石見神楽を見てきました。初めての神楽。見応えがあってとても面白かったです!

今日はそんなお話を。

 

関東の人にとって、中国地方はご縁が薄い地方かもしれません。みなさん、島根県石見地方の場所、ご存知でしょうか?

 

かくいう私も、むかしむかしは、鳥取と島根ってどちらが右?どちらが左?という状態でした。ちなみに正解は左が島根県!笑

 

島根県西部公式観光サイトより抜粋https://www.all-iwami.com/iwami/

島根県西部地方を石見(いわみ)と言い、世界遺産石見銀山」、日本遺産の津和野や石見神楽、ユネスコ無形文化遺産石州半紙・石州和紙(せきしゅうわし)などがあり、シロイルカバブルリングで有名な水族館アクアスも人気のレジャースポットです。

 

  • 石見神楽って?

同じ公式サイトからの抜粋です。

日本神話を題材に、独特の哀愁あふれる笛の音、活気溢れる太鼓囃子に合わせて、金糸銀糸を織り込んだ豪華絢爛な衣裳と表情豊かな面を身につけて舞う石見神楽は、島根県西部の石見(いわみ)地方に古くから伝わる伝統芸能です。昔より地域の娯楽として秋祭り例祭の前夜祭として演じられてきましたが、現在では年間を通じて石見各地で石見神楽を観ることができるようになりました。

その演目は、厳かな雰囲気の中で神様をお迎えする「儀式舞」や古事記日本書紀を題材にした「能舞」など合わせて約30種類にのぼり、受け継ぐ団体は現在130を超えるほどあります。           

 

演舞する団体が130もあるということにまず驚きました。

今回は東京で活動する団体の定期公演を見てきました。島根県津和野町は、森鴎外の生誕の地。東京都文京区は森鴎外の終焉の地。そんなつながりで文京区で石見神楽の公演が毎年行われているそう。

 

  • 実際はどんな感じ?

30種類くらいある演目の中から、今回は【天神】【大蛇(おろち)】の2つが演じられました。ヤマタノオロチ、言葉では聞いたことがありましたが、そのオロチです。

 


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楽器の演奏には、ちっちゃな子供さんも。小さいのに音の強弱までしっかりつけて演奏していてびっくり。天神の見どころは早着替え!

 

 


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大蛇(オロチ)では、次々とカタチが変わっていく蛇が圧巻。


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火を使った演出をする団体もあるようですが、今回はなかったです。でもすごく見応えがあって会場は拍手喝采でした。

 

会場では島根県の物産品の販売もしていてそちらも楽しめましたよ。毎年開催されているようですのでご興味ある方はご確認を!

https://www.city.bunkyo.lg.jp/bunka/gejutsu/bunka/bunkahashin/iwamikagura.html

 

(╹◡╹)最後までお読みいただきありがとうございます

神楽は、もっと厳かで畏まったものかと思っていました。実際はエンターテインメントな要素もあり、和紙で作られた蛇の模様はアートも感じられました。

動きがハードなため、用具の維持費も相当大変で寄付で賄っているそうです。苦労もしながらも伝統芸能を受け継いでいく姿は尊敬に値します。

にっぽんの伝統芸能、これからも機会あれば見てみたいと思います!

 

それではまた!

machicoo 

 

【machicoo’s NEWS】失敗からマナブ!

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こんにちは。

陶芸家ニナルッ!と奔走中のmachicooです。

学校課題やら、体調不良やらですっかり間が空いてしまいました。´д` ;

 

本日は、久しぶりに学校課題の作品のご紹介です。失敗からマナブこと、ありました。

 

  • テーマは中国 宋の時代の陶器

色々な分野において、日本は中国の文化を色濃く受けています。陶器もその1つ。中国の宋の時代は陶器が盛んだったそうで、その技法を読み取って自分の作品を作るという課題でした。

 

私は白化粧と呼ばれる土を削って模様を出す、『掻き落とし』という方法にしました。課題は自分でデザインしても良いし、模写しても良いとのことで、模写を選びました。

 

  • 本体、てびねり。蓋、ろくろ。

制作手順としては、まず成形。本体を電動ろくろでの制作を試みたもののうまくいかず、てびねり。蓋はろくろにしました。

ある程度乾いたら、白化粧土を外側に塗る。

削りやすい硬さまで乾いたら、焼くと消えるインクで下書きして、模様を掘る。


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ただの楕円が、細かい線を掘ることで花になってくる。急に絵が浮かび上がってくるので、うわっ!すごいっ!となりました


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学校には焼成前の生の状態で発送。学校で釉薬をかけて焼成されて、添削結果とともに戻ってきます。

今回、模写なのでお手本となる器の図録を見ながら制作したのですが、蓋の写真がなく、胴に使われている柄を組み合わせて自分で蓋のデザインを考えました。

いつもよりも手応えがあったので、結果も楽しみにしていたんです。笑


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ワクワクして開封したら・・・

ガーーーン。底に大きなヒビが。

 

そのため、評価もまあまあ、という結果。

先生からのコメントは、『基本の作業ができてなかったから底が切れてしまったのでこの評価だが、それがなければもっと点数つけていた、頑張って!』と。なんだかとても励まされるものでした。

言葉の選び方でも違うものだなあ、と、そんなことも勉強になりました。

 

基本の作業とは、底を作るときの処理。柔らかい土をギュッギュッと叩いたり押したりして『締める』こと。そうしないと、乾燥や焼成の際に『切れる』。他の要因としては、底に水分が溜まっていたり、あとは外側の白化粧を塗りすぎたりしても水分が加わり切れる要因になるようです。

締めることは意識していたつもりでしたが、まだまだでした。マナビ、深まりました!

 

(╹◡╹)最後までお読みいただきありがとうございます

この作品のあとに、今年度最後となる課題もなんとか提出を終え、少しホッとしています。

来年度はいよいよ卒業制作に取り掛かる予定。いろんな壁にぶつかることが予想されますが、がんばってまいります!

 

それではまた!

machicoo 

【博物館】出雲と大和展に行ってきました!

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こんにちは。

陶芸家ニナルッ!と奔走中のmachicoo です。

 

これまで学割を使って美術館に行ったお話を何度かしましたが、今回は御招待券をいただいたき、行ってきました!

 

  • 出雲と大和展って?

3/8まで上野の東京国立博物館で現在行われています。

以下のホームページから、概要を。

https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1971

令和2年(2020)は、我が国最古の正史『日本書紀』が編纂された養老4年(720)から1300年という記念すべき年です。その冒頭に記された国譲り神話によると、出雲大社に鎮座するオオクニヌシは「幽」、すなわち人間の能力を超えた世界、いわば神々や祭祀の世界を司るとされています。一方で、天皇は大和の地において「顕」、すなわち目に見える現実世界、政治の世界を司るとされています。つまり、古代において出雲と大和はそれぞれ「幽」と「顕」を象徴する場所として、重要な役割を担っていたのです。
「幽」と「顕」を象徴する地、島根県奈良県が当館と共同で展覧会を開催し、出雲と大和の名品を一堂に集めて、古代日本の成立やその特質に迫ります。

 

入館前の横のエリアで、出雲と大和の予備学習ができるビデオが上映されていて、それを見るととても理解が深まります。

というか、それまでは島根県の出雲だけの展示と思っていて、大和が奈良県のことを指していることに気がつかず、、というお恥ずかしい状態でした。

 

とても見応えがあって、時間が足りなかった〜。銅鐸や鉾などが並ぶ姿が圧巻だったり、日本書紀に残る昔の出雲大社とされる模型に驚いたり。

 

出雲大社って、地上16階くらいの高さまで、100mに及ぶ長い階段を登ったところに神殿があったそうですよ(・Д・)

そんなものを大昔に作っていたなんて、驚くばかりです。実物を見たかったなぁ。神殿が実在したことを示す杉の柱が発掘されていて、実物の展示もありました。年輪、木の皮、すごい存在感でした。

 

 


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上野はたくさんの美術館、博物館が集まっています。

今回は、東京国立博物館の平成館で開催されていました。お花見での賑わいが嘘のように、冬の夜の上野公園はひっそり。そこを進んでいくと、広大な敷地に噴水とともに上の写真のような荘厳な建物がどーんと建っています。

よくわからずに本館に入ると、目の前にはどどーんと大きな階段が。内閣成立のときに記念撮影する階段ってここじゃないの?!と間違うくらい立派なものでした。

入口を間違えてしまったことで平成館までだいぶ歩くことになり、敷地の広さを実感しました。

 

入るだけでなんかワクワク、背筋がピーンとするような感覚でしたよ。常設展も広くて今回は見る時間がありませんでした。今度は1日がかりで行きたいな。

 

(╹◡╹)最後までお読みいただきありがとうございます

普段は休日にしか行ったことがなかった美術館。今回は会社を定時に上がり、夜間観覧に行きました。金曜日の夜に、気分が上がる素敵な過ごし方だなぁと思いました。

美術館は金、土は夜まで営業しているところも多いですよ!たまにはこんな過ごし方もいかがですか?

 

それではまた!

machicoo