陶芸家ニナルッ!

好きなことして生きていきたい!40代OLの奮闘記です

【制作現場より】還元焼成、窯出し

こんにちは。

最近、酸化焼成が多かったのですが、久しぶりに還元焼成をしました。作品たちのご紹介です。

 

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素焼きしたのはかれこれ1年前くらい。学校の課題で作るものを決めるために試作したもの。

内側に藁白釉、外側は白化粧の上に松灰をスポンジで塗って焦げた感じにしました。この釉薬の組み合わせは以前やったことがあり、好きな組み合わせだったので再度やってみました。スポンジで塗る際の濃さの調整が難しい。今回やってみると、薄いかな、というくらいがちょうど良さそう。いいテストにもなりました。

 

アーチ状のものは花器です。手捻りでアーチを作ってみたくてこのカタチに。なかなか思い通りのカタチとはいかず、私にはダンベルに見えてしまって、、。洗って干していたら、夫からは「何?この受話器!」と言われ、笑えました。ダンベルよりは可愛らしい。

 

素焼きの時にはなかったヒビが数カ所発生。手捻りの際に紐と紐の接合が甘かったのでは?と先生からアドバイスをいただきました。卒業制作を最後に手捻りはやっていないので、次にやる時には気をつけないと!

 

  • 民藝調の花器

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こちらも学校課題のための試作で1年前のものです。河井寛次郎記念館で民藝作品を見てからイメージが湧いたもの。

釉薬を悩んでいてずっと本焼きできていませんでした。もともとは単色でかけることしか考えてなく、しっくりくる色が見つからなかったのです。最近になって、中央の柄の部分は色を変えてみる案が浮かび、ようやく施釉に至りました。

一時は本焼きをやめようかとも思っていましたが、好きな感じになりました。

(中央:わら白釉/全体:黄瀬戸釉)

 

(╹◡╹)最後までお読みいただきありがとうございます

通信の学生時代の作品たち、懐かしいなぁ。手捻りも久しぶりにやってみたいなと思いました。でも今はろくろ強化中なのでもう少しお預けかな。

 

それではまた!