陶芸家ニナルッ!

好きなことして生きていきたい!40代OLの奮闘記です

【制作現場より】電動ろくろで大皿に挑戦!①成形

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今年の夏に行われる登り窯の窯焚きのお誘いをいただき、参加することにしました。自分の作品1点を入れることができるとのこと。

 

サイズはお皿なら30㎝くらいということなので、せっかくなので大皿に挑戦してみることにしました。最近は釉薬のことが多かったので、ちょっと脱線です。

 

必要な土の量がわからず、まず3kgを使いやってみました。大きくはなったものの、ブレたり、へたったり。ダメな部分をカットして仕上げたら、小さい小さい。笑。

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しっかり習おう!と思い陶芸教室で先生にご指導をいただき、前進。直径29㎝と31㎝のものができました。


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一見、綺麗にできているように見えますが、制作過程は危うさ満載。先生の手順だと土殺しは穴を開けてドーナツ状にしたタイミングで行うのですが、これが難しくなかなかブレが取れませんでした。諦めようかな、、、と思うくらいの状況でしたがなんとか形になったという感じ。そのため再現性がないのです。

 

ただ、今までやりもせずに“私にはまだ出来ない”と思ってしまっていたので、今回トライしてみてよかったです。

 

あたかも完成したような話ぶりですが、まだまだ工程は続きます。次は削って高台を作ります。削るのに適した硬さまで乾燥をさせます。

このサイズの乾燥も未知の世界。急乾燥させるとヒビなどの原因になるので均一に乾かしたいのですが要領がわからない。

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小さい器とは明らかに乾燥のスピードが違う感じで、ビニールにいれておくとしっとり手につく感じが続きます。これでは底はなかなか乾かないので、底の下にタタラ板を3枚噛ませて浮かした状態にしました。タタラ板に重さが集中すると器が変形してしまいそうなので3枚に。

 

という感じで、目が離せません〜。生き物を育てているようですね。2個あるので、どちらかでも生き残りますように!続きはまたご報告します。

 

それではまた!